第一章 ドボチョン野郎がやってきた!

1-1 始まりはこのブログから

野球やサッカーの試合で、突然フィールドに犬や猫が闖入(ちんにゅう)してくることがある。実に微笑ましい絵柄である。この長い物語は安原製作所というフィールドへ闖入者したある人物についてである。ただし犬猫のように可愛いものではないのでその点は期待しないで欲しい。

私の「カメラ随想」というコラムに「3Dデジカメレクイエム」というシリーズがある。その中に「3D-COOL」というカメラを取りあげた話がある。(少し横道にそれるが、私のブログは人目につかないところに入り口があり、多くの読者を期待していないのだが、それなでも「3D-COOL」をWeb検索するとこのブログが上位にヒットする。)これを見た西和彦の関係者が私(安原製作所)にコンタクトをとってきたのだ。

 

 

--- 以下、本稿未完 ---

 

 

 

会社の担当者が

  3D COOLに好意的なブログ記事を書いていただいていたことを、安原様の経歴とともに西に伝えたところ、なんらかのビジネスの関係を持てないかという興味を持ったようです。(※ 原文のまま)  

とコンタクトをとってきた。この担当者は以降頻繁に登場するが、西和彦と違い私人のため名前は明かせない。よって以降「従者Y」と記述する。

安原製作所は光学機器製造メーカーである。カメラ業界外の方からの「なんらかの」とか「興味を持った」とかいう具体性のない理由での来社はお断りするのが常である。しかし今回は西和彦という一般的に知られた人物からの依頼なので、無意味なことにはならないだろうと考え承諾した。結局この誤った判断が西和彦の闖入、延いては安原製作所への業務妨害を許してしまったのである。

 

西和彦

「ボク、西和彦。安原製作所に闖入したよ!」

撮影地:安原製作所 撮影日:2013年10月30日 撮影者:安原伸

 

2013年10月30日、西和彦は従者Yを従えてやってきた。二人は夏でもないのにノーネクタイのラフな服装だった。西和彦の自称は「ボク」、私への対称は初対面にもかかわらず「あなた」だった。西和彦は放言に終始したあげく、私にこのような1枚の紙(あえて書類とは書かない)を渡し、「あなた、やるの?やらないの?」と言い残して去って行った。

 

西和彦が渡した紙(↑ クリックでPDFが開きます。)

 

・・・・・・・・何だ、これは?

私はこれを受け取った時、西和彦のために絶対にこの紙が表に出ないようにしなければならないと思った。それなのになぜ今ここに公開しているのか?今から長い話が始まる。長い、多くの人にとってはどうでも良い話だ。本コラムにとって実にふさわしいテーマである。

 

第2話に続く

 

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